プログラミングってなに?小学生でも分かる!プログラミングの基本知識

「プログラミング」って具体的にどういうことなのか知っていますか?

プログラミング学習っていうけど、そもそも「プログラミング」がどういうことなのか分からないと思われている方もいると思います。

今回は、「プログラミング」について小学生でも分かるように紹介するよ。

プログラミングってなに?

プログラミングとは、コンピュータを動かすために命令(お願い)をすることだよ!

人間には人間の言葉があるように、機械には機械の言葉があるんだ。

機械の言葉にも、英語、日本語、イタリア語みたいに様々な言葉があって、それらをプログラミング言語(げんご)っていうんだよ。

「言語」とは言葉の集まりのことだよ。

プログラミングの流れはこのようになっているよ。

1.私たち人間は、プログラミング言語をつかって、コンピュータに命令(お願い)を伝える

2.プログラミング言語を見ながらプログラムを作る

3.命令(お願い)通りの結果を出す

ちょっと難しいかな?それじゃ、料理にたとえてみよう。

1.料理のレシピを作成し、必要な材料、必要な道具、作る手順をまとめる 2.料理人がレシピを見ながら料理を作る 3.レシピ通りの料理が完成する

これなら分かりやすいかな?

だから、プログラミングとは、料理のレシピを作ることを同じなんだ。

コンピュータは、まだ自分の頭で考えてはくれないよ。

レシピがなければ、料理ができない。

レシピが間違えると、思った料理にならない。

だから、とても大事なんだ。

プログラミングができること

コンピュータは、まだ自分の頭で考えてはくれないけれど、指示通りに正確に間違えなく動くことはとっても得意なんだ。

プログラミングを使えば、

スマホのアプリを作ったり
WEB(ウェブ)サイトを作ったり
ゲームを作ったり
インターネットを使った通信機械を作ったり
郵便物を管理するシステムを作ったり

と色々なことができるんだよ。

でもね、プログラミング言語にも得意、不得意があって、スマホのアプリ作りが得意な言語、ゲーム作りが得意な言語があるから、自分が何を作りたいのか?をしっかり考えてから選んでね。

でも、もし途中で「やっぱ他のプログラミング言語がよかった・・・」と思ったら、思い切って変更してしまうのもアリ!!

プログラミング言語は得意、不得意があっても、基本的な考え方やルールなどは大きく違わないよ。

朝、人に会ったら「おはよう」と言う 友達には優しくする

とかね。

おはようが英語だと「Good Morning(グッドモーニング)」になって、イタリア語だと「
Buongiorno(ボンジョールノ)」になる。

言葉はちょっと変わるけど、挨拶することは同じだよね。

小学生向けのプログラミング言語

小学生向けのプログラミング言語というのもあるんだよ。紹介するね。

スクラッチ

「 Scratch(スクラッチ)」とは、8歳から16歳向けに作られた教育用のプログラミング言語だよ。

パソコンに無料でインストールすることで始められるから、用意するものが少ないのが特徴だよ。

猫のキャラクターを動かしてストーリーを考えたり、アニメのように動かしたりすることができるよ。

命令(お願い)はブロックのような形をしているから、ブロック遊びをする感覚でプログラミングを学べるのが楽しいよ。

作った作品は、多くの人に公開してみてもらうこともできるんだ

マイクロビット

マイクロビットはイギリスで作られた、教育用の小型コンピューターボードのことだよ。

名刺ほどのサイズに、電源、無線機能、ボタンスイッチ、三軸加速度センサー、地磁気センサー(コンパス)、単純な図や文字を表示するための25個のLEDなどが付いているんだ。

スクラッチのようにブロックでプログラミングをする「ブロックベース」と、JavaScript(ジャバスクリプト)というプログラミング言語を使う「テキストベース」の2種類でできるのが特徴だよ。

最初は、「ブロックベース」で作って、中学生や高校生になって慣れてきたら「テキストベース」で作ることができるから、継続して何年も学ぶことができるんだ。

それに、Python(パイソン)や、 Scratch(スクラッチ)とも相性がいいから、それらで動かすこともできるんだよ。

マイクロビットはとても小さくて持ち運びもできる。パソコンで作ったプログラムをマイクロビット本体に移して動かすこともできるから、

車のように動かしたり、音を鳴らして楽器を作ったり、簡単なゲームをを作ったりすることもできるよ。

価格もマイクロビットだけなら数千円だよ。

ラズベリーパイ

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)もイギリスで作られた、小型コンピューターボードのことだよ。

手のひらに乗るサイズに、LinuxベースのOSが入ったミニパソコンといったほうがいいかな。

組み込みプログラミングを学ぶための教材として大学の授業でも取り入れているところがあるほど、とても優れているんだ。

ラズベリーパイは自由にカスタマイズすることができるから、カメラを付けたり、自動運転カーを作ったり、音楽プレイヤーにしたり、ロボットを作ったりすることができるよ。

大人でもハマる人が多いほど、奥深い機能がたくさんあるんだ。

プログラミングは、Scrach(スクラッチ)や、Python(パイソン)で行うよ。

Python(パイソン)は、プログラミング言語の中でもコードを書くルールや構文がシンプルで分かりやすいとされているんだけど、小学生にはハードルは高いかもしれない。

マイクロビットと同じように、はじめはScrach(スクラッチ)、慣れてきたらPython(パイソン)というように段階を踏むのもいいね。

ラズベリーパイには、マインクラフトが入っているから、それで遊ぶのも楽しいし、ラズベリーパイ版は、プログラミングを使って拡張することもできるんだ。

価格もラズベリーパイだけなら数千円だよ。

ビスケット

ビスケットはタブレットにアプリをインストールすることで使うことができるよ。

自分で絵や文字を書いて、動きをつなげていくことでアニメのように動かすことができるから、小学校低学年の子でイラストを書くのが好きな子なら、1時間ほどで自分で動かすことができるようになるんじゃないかな?

必要なものはタブレットだけで、アプリは無料でインストールできるよ。

難しいことを考えずに作ることが出来るのも特徴だよ。

自分の描いた絵が自動で動き、その動きをコントロールすることに感動するよ。

絵は子どもが書いて、親が動きを一緒に考えてあげるというやり方もできるから4歳ぐらいの子でも楽しめるよ。

まとめ

プログラミングについてまとめるよ

  • プログラミングとは、コンピュータを動かすために命令(お願い)をすること
  • 機械の言葉にも、英語、日本語、イタリア語みたいに様々な言葉がある
  • プログラミングとは、料理のレシピを作ることを同じ
  • コンピュータは、指示通りに正確に間違えなく動くことが得意
  • プログラミング言語には得意、不得意がある
  • 小学生向けのプログラミング言語は、スクラッチ、マイクロビット、ラズベリーパイ、ビスケットがおすすめ

最初は分からないこともあると思うけど、使っているうちに感覚が分かってくると思うから、今は全部が分からなくても大丈夫。

まずは、やりたいことを決めて、それに合ったプログラミング言語を選んでみようね。

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